川柳 関連本紹介

魚介類こそが江戸っ子の重要な栄養源であり、今日まで続く多様な食文化を支えた食材であった。 江戸の庶民は何を、どのようにして食べていたのか。多くの古川柳を読み解き、江戸の魚と食生活を探求した画期的な書。

東北大学大学院教育学研究科の長谷川啓三教授が中心となって、200ほどの川柳を集めた句集『震災川柳』が自費出版された。

結婚支援サービスの(株)パートナーエージェントが、2009年から毎年一般公募して好評の「婚活川柳」を書籍化。婚活している方、川柳好きの方…必見です。

三輪車孫にせがまれ乗るこわさ/訳をつけ見たさ逢いたさ孫の顔 仙台で発行されている高齢者向けの情報誌『みやぎシルバーネット』の川柳コーナーに掲載された作品を集める。恋、戦中派の詩、家族、年金生活、寂しさ等を詠む。

話題の『シルバー川柳』の姉妹版は、OLさんたちによる本音が満載。職場にありがちな人間関係のお悩みはもちろん、恋愛や結婚、将来の不安など、「ふだん口に出せない本音」や「ちょっぴり切ないつぶやき」をポップなイラストとともに紹介。

江戸のエロ川柳「破礼句（ばれく）」は教養の宝庫。いまと変わらぬ男の本音を巧みに詠んだ傑作川柳を現役選者が解説し、奇才のイラストが彩る。知的でエロティックな句に笑ううち、江戸がグっと近づく一冊。

毎日新聞の「仲畑流万能川柳」に寄せられた作品の中から、秀逸句を厳選したとっておきの1260句。20周年記念特別企画として糸井重里氏、南伸坊氏ら爆笑鼎談も収録。

17音字の「川柳」というリングに命を懸ける2人の女。時実新子門下の新鋭☆渡辺美輪と徳道かづみが、恋愛・人生を真剣勝負で詠い、熱く語る川柳&エッセイ集。

定年後に与えられた時間を、川柳を趣味にしてすごしたい。そんな人のために現代川柳の第一人者が、基礎知識から鑑賞法、現代川柳で作る自分史などを紹介する。積み重ねられた経験をもとに、キラリと光る句を詠みたい。

巻頭エッセー、田辺聖子「新しき女流川柳家への期待」を掲載。時実新子・森中恵美子・大西泰世・なかはられいこ・やすみりえ他、現在活躍中の一二六人の秀句を鑑賞。鑑賞一句に、略歴・作家自選句二〇句ずつを添えた。掲載作家からのメッセージを収録。

ベビーフードの和光堂が「子育てのすばらしさを多くの人と共感したい」と、2004年から「子育て川柳」の募集を始めました。この本には2004 年~2006年の入選作105作品が収録されています。

にゃにゃこにゃん鏡を見ながら言ってごらん かわいくて、ちょっと憎たらしい猫たちの「写真」に、猫や飼い主の心情を5・7・5の17文字で表現した「川柳」を組み合わせたシリーズ。家猫メイン、ハード志向の第3弾。

万能川柳15周年を記念して『毎日新聞』に掲載された151万句から大厳選した傑作川柳を紹介。21世紀初頭を生きた人々の生活のすべてが詰まったタイムカプセルのような川柳本。エッセイも掲載。

俳名・変哲こと小沢昭一は幼少のみぎりより落語や川柳に親しみ、「役人の子はにぎにぎをよく覚え」などという有名句に唸っておりました。本書は『小説新潮』誌・川柳欄への読者投稿句、九年分をまとめたものです。皮肉、諧謔は川柳の身上。大いに笑ってください。

現代川柳によく詠まれる課題を人間・社会・文化など30の分野にわけ、6千5百句を収録。鑑賞に、作句に必携のハンディ辞典。